唐沢です。
商談などで出張に行くときは
必ずラーメン屋さんをはしごします^^
一軒は人気のあるお店。
そして、もう一軒は評価が悪いお店です。
これらを1日で体験すると、
なぜ儲かっているのか?
なぜ潰れそうなのか?がわかります。
潰れそうなお店を立て直す方法
まず、潰れそうなお店は
どうすれば立て直せるのか?
についてお話したいと思います。
潰れそうなお店が真っ先にやること・・・
それは・・・
『アンケート』です。
潰れそうなお店のほとんどは
アンケートをとっていません。
つまり、
『何が悪いのか?』を
店主がわかっていないのです。
- 味なのか?
- 雰囲気なのか?
- 接客なのか?
- 価格なのか?
これらがわからなければ
改善のしようがないので
立て直すことは不可能となります。
よって、潰れそうなお店は
スグにアンケートをとって
何が悪いのか?を知る必要があるのです。
お金を持ってきてくれるのは
当然ですがお客様ですので、
そのお客様に聞くのが最も重要なのです。
しかし、
潰れそうなお店の店主は
それがわりません。
「自分の味を信じていれば、いつか盛り返せる」
と、勝手に思い込んでしまうものです。
そして、借金だけが残り、
悲惨な老後に突入してしまうわけです。
ただ、こういう事を聞いても
ほとんどの人はアンケートができません。
「人のニーズに合わせるなんて嫌だ」
「自分の味を信じている」
「流行に流されない」
などなど、
どうしてもプライドが邪魔をします。
プライド>廃業
潰れるお店のマインドセットは、
上記のような式となっているのです。
いやいや廃業する方が
プライド傷つきませんか?
と私はいいたいです。
そんなプライドは捨てて、
すぐにでもお客様に
「お店のどこが悪いのか」
を聞く必要があるのです。
儲かるお店はニーズを読んでいる
潰れそうなお店は
アンケートを取る必要がありますが、
別にお客に媚びれというわけではありません。
潰れそうなお店な
自分の店の悪い所や
ニーズが自分ではわからないので、
それはお客様に聞く必要があるわけです。
逆に、商才があるお店は
アンケートをとらなくても
ニーズを読む力があります。
例えば、
ラーメン二郎などは
お客に媚びりません。
基本的に迎合しないスタイルです。
アンケートなんてとりません。
それでも
あれだけ繁盛しています。
もちろん、
味やファンになる要素はありますが、
1番のポイントはニーズを読む商才があるということです。
例えば、
ラーメン二郎の場合
「コール」という制度があります。
店主から「ニンニクは?」と聞かれたら
「ニンニクマシマシ」
「アブラカラメ」
などトッピングの有無について答えていきます。
実はコレ、常連になると聞かれなくなります。
つまり、毎回同じコールをしていると、
「あなたの好みを覚えましたよ」
という具合に、店主がコールを聞かずに作ってくれるのです。
この辺が熱狂的なファンの心をくすぐるわけです。
いつもは無愛想な店主が
自分のトッピングを覚えてくれている・・・
これが『称号』となるわけです(笑)
まわりの客にも誇らしくなるのです。
こういったニーズを汲み取るようなお店は
アンケートを取らなくても繁盛してしまいます。
しかし、
ほとんどの人はこういったことができないので、
アンケートをとって、お客様に聞くしかないのです。
接客をよくしてもニーズを読まなければ潰れる
今回、私がいった潰れそうなお店は
店主が丁寧に接客してくれるお店でした。
しかし、若干価格が高めで
味もイマイチでした。
ラーメンを食べに行くのに
丁寧な接客はそれほど求めません。
それよりも1番のニーズは「味」です。
このお店の店主は、
恐らく丁寧な接客こそ繁盛店になる
というマインドセットなのでしょう。
確かに、接客も重要ですのが
味が悪ければ意味がありません。
ですので、アンケートをとって
何がダメなのかを知る必要があるのです。
また、どんな味なら満足するのか?を聞くのです。
繁盛店にいけば
こういったアンケート用紙が置いてありますので、
それをマネして作ればよいだけなのです。
ビジネスって超簡単なのに、
「自分の意見」や「プライド」が邪魔をして
うまく行かない人がほとんどです。
こうやって考えると
ビジネスで最も重要なのは
人の意見が聞ける「素直さ」
なのかもしれませんね?^^
今回のアンケートについては
どの様なビジネスにも応用でき、
さらに効果も抜群ですので
あなたのビジネスにも
ぜひ取り入れてみて下さいね^^
それでは唐沢でした。
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