このシリーズは皆さんを高額塾などの勧誘から守るために作られました、決して悪用しないでください^^
唐沢です。
今回の心理学は「希少性」についてお話します。
希少性とは
わずかなものに価値を感じてしまう法則です。
これも非常に身近な心理学ですね。
モノやチャンスが少なくなりつつあるという理由だけで、
急に魅力的に思えたりしてしまうのです。
手に入りにくくなるとその機会がより貴重なものに、
思えてきてしまう強力な法則です。
テレビショッピングは全てこれがあてはまりますね。
「今から30分後まで」
「先着20名まで」
「最後のチャンス」
ありとあらゆる希少性を利用して、
欲しくなかったものであっても、
魅力的に思えてしまうのです。
この法則の原理は、
人は何かを得る事よりも、
何かを失う事のほうが強く刺激されるためです。
たとえば、
禁煙の場合、
「寿命が何年伸びますよ」というより
「あと何年で死にます」といったほうが効果的です。
失うことへの抵抗は、全ての生物にとってストレスなのです。
ビジネスと希少性について
ある品物が手に入りにくくなると、
より欲するようになります。
最近はやりの「妖怪ウォッチ」も、
商品化された当初は生産がおいつかず、
10倍ほどの値がつきました。
手に入りづらいものに価値を感じてしまうわけです。
数年前は
「たまごっち」が同じような現象になりました。
初期の頃の
「ドラゴンクエス」などもその例です。
希少性をたかめる引き金は2つです。
・数量
・時間
数量限定は何年たっても使われ続けています。
そして、何日までという時間の制限も
強い希少性を生み出します。
ほとんどのセールスレターでも使われていますね。
「公開はあと何日」
「何名様限定」
その他にも、
ある情報が他には手に入らないと思うだけで、
その情報をより説得力があるものだと判断してしまいます。
「ここだけの話」や「オフレコで」など
情報の質そのものは変わってないにも関わらず、
希少だと感じてしまうのです。
問題はこの希少性の法則を悪用する人達です。
今回の希少性も非常に強力なので、
この原則から身をまもることは困難です。
ポイントとなるのは、
その品物が希少だからといって性能は変わらないという点です。
つまり、手に入りづらいから
性能がいいというのは当てはまらないのです。
希少だから「おいしい」ということもありません。
つまり手に入れてからの
活用は変わらないということです。
この希少性が顔をだすのは、
手に入れたい瞬間です。
手に入れてからは同じモノです。
ですので、その瞬間を冷静に考えることで回避ができます。
「なぜそれが今欲しいのか?」を分析します。
それでも欲しい場合は購入すればよいですし、
冷静になって今必要ないのであれば購入する必要もありません。
この原理も冷静な判断を持つことで回避すること可能です。
理由がないのに限定性をだす人には要注意です^^
それでは唐沢でした^^
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