唐沢です^^
ついに2015年がスタートしました!
元旦の静寂な感じは、やっぱいりいいですね。
起きて早々、あるCMでいっきに目が覚めました。
それはタイトルのとおり
スターウォーズの新作です。
大ファンとまではいきませんが、
そこそこ好きなシリーズです。
最初CMを見たときは
「おっ、ついに新作か!」という
軽いノリで見ていましたが、
CMの最後
「公開は2015年12月16日」
…
えっ!
1年後!?
1年後に公開する映画のCMを
元旦からガンガン宣伝しているのです!
しかも新聞も一面広告です!
もうこれ自体がエンターテイメントですね。
「今年はスターウォーズイヤー!」
このインパクトはやり大きいです。
やはり
製作費・宣伝費のスケールが違います。
1年後でも回収できるであろう
計算をしての事だと思いますが、
ヒット作というのは商品の質がいいのはもちろん、
こういった仕掛けも必要だという例ですね。
商品の制作から流通までがマーケティングと捉えたとき、
先行投資という概念は無視できないことです。
もちろん今回のスターウォーズの件については、
制作は数年前からはじまっていたと思います。
しかし、公開1年前の元旦から
仕掛けるという戦略は
商品の自信はさることながら、
コアなファンへのメッセージ
そしてライトユーザーへの期待の煽り等
様々な効果がでますね。
特にスターウォーズはブランドですので、
宣伝などしなくても観る人は観るでしょう。
しかし、この様に新年のおめでたい時に
ガンガン宣伝することで
ファンに対して
「あなた達は間違ってないですよ、
新年から大々的に宣伝をしている
わたし達の分身なのですよ」
と、誇らしい気持ちの植えつけもかねているのです。
詳しくは心理学シリーズの「好意」をご覧ください。
スターウォーズイヤーという
お祭りとしての意識付け
これは商品の質に関係なく
成功したといってよいでしょう。
この様に1年後2年後を見据えての
先行投資という意識は非常に大切です。
いま稼げるからいい、という発想では
ジリ貧になることは明らかです。
稼いだ分の7割程度を知識やスキルなどに
先行投資することで、
きれいなキャッシュフローを生むことができます。
先行投資をしないで、
自分の欲するものを手に入れるだけでは
やがて枯渇するでしょう。
スターウォーズのように
長く人から愛されるビジネスを心掛けたいですね。
それでは唐沢でした^^
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