唐沢です。
最近、寝る前に「落語」を聴くのが楽しみの一つになっています^^
毎日だいたい午前2~3時くらいに寝るのですが、
そこから30分くらい落語を聴きます。
ニヤニヤしながら眠りにつくのが、すごく気持ちいいのです^^
そんな落語なのですが、
よく出てくるテーマがあります。
それが「蕎麦」です。
「時そば」
「蕎麦清」
「蕎麦の殿様」
などなど、蕎麦をテーマにした
有名な噺(話)がいくつかあります。
で、これらを聴いていると・・・
めちゃくちゃ蕎麦が食べたくなります(笑)
特に古今亭志ん朝などの名人は
本当に美味しそうに蕎麦を食べるので
夜聴くと大変です^^
「どうしても、熱々の蕎麦が食べたい!」
「でも、もう午前2時・・・」
「この時間でも営業している蕎麦屋はないか・・・」
「いや、待て待て、たしか吉野家で蕎麦なかったっけ?」
そうです、
実は牛丼の吉野家ですが、
なんと、
お蕎麦も楽しめる店舗があるのです。
それが、
青い吉野家こと、
そば処吉野家。
という流れで、
午前2時にそば処吉野家に向かいました。
青い吉野家の蕎麦
車で40分、一番近い蕎麦もやっている吉野家に到着しました。
午前3時くらいでしたが、
4組お客さんがいました。
「みんな落語聴いて食べたくなったんだろうなぁ~」
と、くだらない想像をしながら注文をしました^^
私が注文したのは
「えび天そば」
深夜だったからか、
天ぷらは揚げたてでした。
そして、肝心の蕎麦は・・・
美味しい!
手打ちとまではいきませんが、
本格的な十割そばで、
この価格なら十分納得できますね。
40分かけた甲斐がありました^^
なぜ、吉野家は蕎麦をはじめたのか?
さて、いよいよ本題です。
吉野家といえば「牛丼」ですが、
なぜ「そば」という別ジャンルに手を出したのでしょうか?
今までの吉野家が狙っていたターゲットは
「男性・早く食べる・単品・格安」です。
しかし、今回のそば処吉野家は
「家族・ゆっくり・複数商品」を狙っています。
従来のカウンターがメインではなく、
家族向けのテーブル席がメインになっています。
この様に、ターゲットを根底から変更する試みがみられます。
ただし、この「そば処吉野家」はまたテスト的に営業しているようですので、本来の牛丼スタイルを崩しているわけではありません。
家族向け牛丼店は成功するのか?
一足早く「家族向け牛丼店」を成功させたのが「すき家」です。
女性が喜ぶ豊富なトッピング
子供が喜ぶお子様メニュー
さらにデザートも豊富
この戦略により、
すき家はいっきにシェア1位になりました。
吉野家としては、
すき家の背中を追う展開です。
それが
「家族向け」という共通コンセプトです。
しかし、
吉野家は元王者のプライドか、
トッピング関連を攻めるという
路線では勝負しませんでした。
それが
「十割そば」という答えです。
すき家のトッピング戦略は、
あくまでも牛丼がメインですが、
そば処吉野家は「そば」をメインにする戦略です。
豊富なトッピングが楽しめる「すき家」か?
本格的なそば、そして牛丼が楽しめる「吉野家」か?
あなたはどちら派ですか?^^
青い吉野家まとめ
以上となりますが、
落語からはじまり、
深夜に40分かけて「お蕎麦」を食べに行く。
そして、ブログの記事ネタとなる。
まさにバタフライエフェクト(笑)。
それでは唐沢でした^^
●注目記事