唐沢です。
先日、家族でショッピングモールに出かけたら子供が『あるガチャガチャ』を見つけました。
それが『氷河期の僧侶』です。
こちら、タカラトミーアーツが展開する「パンダの穴」というガチャブランドです。
「パンダの穴」は
・サメフライ
・考えない人
・チラリーダー!
など、シュールでニッチなガチャガチャを作り続けている独自性の強いブランドで有名です。
ただ、今までの商品は「何となく面白い!」というのが中心でした。
しかし、この『氷河期の僧侶』は「誰が買うねん!」と思わずガチャの前で突っ込んでしまうほど超絶ニッチ商品です(笑)
もうシュール過ぎて、妻に「これ狙いなんだろう?」と相談してしまいました(笑)
ツイッターでのバイラルに成功
そんな『氷河期の僧侶』ですがツイッターでの拡散には成功しています。
「意味不明」
「理解できない」
これは、作者の狙い通りだったと思います。
独自の世界観を突き詰めれば、勝手に口コミは発生します。
会社システムが崩壊してく中で、こういった独自の世界観を個人レベルで表現できる人がこれから生き残っていきます。
ですので、『氷河期の僧侶』から学ぶことはめちゃくちゃあります。
例えば、アフィリエイトも他のネットビジネスも訪問者が1サイトをみる時間はどんどん短くなっています。
1秒くらいで「読むか?」「読まないか?」を決定されます。
ガチャガチャも同じですよね?
あれだけの台数があるガチャガチャの中で、1台を確認する時間なんて一瞬です。
そこで重要になるのが『フック』です。
漫才でいうと『掴み』ですね。
それを、サイトの冒頭に持ってくる必要があります。
今回の『氷河期の僧侶』も掴みが凄いのです(笑)
複数台あるガチャガチャの中で、一瞬で目にとまってしまいます。
余談
これ、ブッダの苦行の話とかが好きな人は買ってしまうでしょうね。
制作者も、夏の暑い日に托鉢している僧侶をみて、感銘を受けヒントにしたようです。
ただ、ブッダは苦行を否定していますからね(笑)
「苦しまなければ幸せになれない」なんて思っている人がいたら注意ですよ。
幸せになる為には、苦行ではなく、頭を使いましょう(IQを高めましょう)というのが最終的な教えです。
この物理空間そのものが情報現象と気づくくらい頭を使うのが『悟り』です。
ですので、苦行がコンセプトであるこのガチャを私は買いませんでした(笑)
それでは唐沢でした。
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