唐沢です。
2018年はグーグル商圏が
混沌としてきました。
本格的なSSL化によって
大きな順位変動が起こっているからです。
SSLについてはこちらをご覧ください。
「http」が「https」になる為
基本的にはドメインは変わります。
ただ、「リダイレクト(転送)」をすることで
以前のドメインの評価を受け継ぐことは可能となります。
ただし「評価を完璧に受けづくかどうか?」がわからないのです。
完璧に受け継いでくれれば、
順位の変動は起こらないはずですからね。
また、グーグルがSSL化を推奨しているので、
SSLしていないサイトより順位は上がるはずです。
よって、順位が上がることはありますが、
順位が下がることはないはずなのです。
しかし、実際にSSL化をすると
順位が下がってアクセスが落ちるので
困ってしまいますよね?(笑)
そこでSSL化の傾向と対策をみていきたいと思います。
SSL化の順位変動は3種類
私も40サイト以上を
SSL化してきましたが
大きく3種類のサイトがありました。
- すぐに影響を受けるサイト
- 1か月後に影響を受けるサイト
- まったく影響を受けないサイト
の3種類です。
①すぐに影響を受けるサイト
SSL化をすると、すぐに影響を受けるパターンがあります。
この影響とは順位が下がりアクセスが落ちるという影響です。
この場合、1か月は様子をみましょう。
1か月後に順位が戻ることが多いです。
ただし、1か月経っても順位が戻らなかったら、SSL化に問題があった可能性が高いです。
リダイレクト辺りをもう一度確認しましょう。
②1か月後に影響を受けるサイト
これが結構多いと思います。
私も1か月後から影響を受けたサイトが圧倒的に多かったです。
SSL化直後は何ともなかったので安心していると…1か月後に急にアクセスが下がっていく…
結構恐怖ですよね(笑)
SSL化が成功して祝杯をあげた1か月後に、原因不明のアクセス減少…(グーグルさんのSっぷりが再確認できます^^)
ただ、こちらもその1か月後にまた復活していきますので、投稿を続けたり、様子をみましょう。
もし戻らなかった場合ですが、今回のパターンはSSL化後1か月間の順位は問題なかったことから、リダイレクト的な問題ではないと思います。
つまりSSL化以外の要因となります。(アルゴリズムの変更など)
③まったく影響を受けないサイト
これが1番理想ですよね(笑)
順位は上がらなくてもいいから、とにかく変わらないで欲しいものです。
SSL化して2カ月程度順位変動がなければ、何も問題はないですね。
もっとも理想的なパターンです。
それでも絶対にSSL化は対策しましょう!
この様に、アクセス減少のリスクは高いのですが、半年後、1年後を見たときに絶対に「あの時やっといてよかった!」と思う時がきますので、SSLは絶対にやっておきましょうね。
逆に、こういった情報で恐怖を感じSSL化をやらないでいると、あと数か月は良いかもしれませんが、「このサイトは危険です」の表記がされるようになったら一気に順位は下がるでしょう。
そうなると、SSL化して下がってしまった人達が、今度はどんどん上がるようになるわけです。
SSL化をすると最初の数か月は不安定な検索順位となりますが、後で絶対に得をしますのでSSL対策はお早めに!
それでは唐沢でした。
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