唐沢です。
お正月では馴染みのある「お年玉」。
それが最近では、お盆に「お盆玉」という新風習が浸透してきたようです。
相場的には、年齢にもよりますが3000円~10000円というから「お年玉」とほぼ同じと考えてよいでしょう。
しかし、この新風習を「迷惑」と捉える人も多いのも事実です。
私も必要だとは思いません。
お盆に帰省して、おじいちゃんとおばあちゃんに一緒に遊んでもらい、スイカを食べれば十分です^^
それに、お年玉は年に1回だから嬉しいものです。
郵便局の仕掛け
この「お盆玉」ですが、まずはマルアイという会社が「お盆玉入れ用 ぽち袋」を販売したのがきっけとなりました。
そこに便乗したのが郵便局です。
郵便局の夏場の戦略としては「かもめ~る」というダイレクトメールサービスがありますが、この新風習に期待したのでしょう。
毎年恒例行事となれば、新しい収益源となりますからね。
じいちゃん、ばあちゃんの「見栄」という感情を刺激したエゲつないビジネスモデルの誕生です。
郵便局のATMでは「オレオレ詐欺に注意しましょう」といっていますが、このお盆玉洗脳戦略は「現金あげよう詐欺」に近いですね^^(もちろん詐欺ではありませんが)
おもちゃ屋さんが消えたという背景
お盆玉に否定的な記事になってしまいましたが、時代の流れとしてそうなるのは理解できます。
近所のおもちゃ屋さんはどんどん消えていき、子供が欲しいおもちゃは全てアマゾンで購入できる。
それなら、欲しくないおもちゃを近くのお店で買うより、欲しいおもちゃを買えるように「お盆玉」を渡した方が喜ぶはず。
しかし、これは怠慢です。
「お金を渡せば喜ぶだろう」という思考停止的な考えですね。
これでは、ますます子供がお金の奴隷になってしまいます。
お金にインセンティブを感じる人間の一丁あがり、となってしまう危険があります。
お金にモチベーションを感じるようになったら、自分の使命がどんどん隠れてしまう人生となってしまうのです。
この辺について、詳しくコンテンツ化していますので、興味のある人はぜひ無料で手に入れててください。
「お金を与えること」以外の人生の本質を子供に教えるのが先人の役目だと私は思います。
それでは唐沢でした^^
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