唐沢です。
先日DeNAがキュレーションサイト問題の報告書をウェブに記載しました。
DeNAが運営していた10サイトについて、著作権侵害の可能性がある記事は約5%のようです。
また、画像については472万個のうち、74万個も著作権侵害の可能性があるようです。
その結果、キュレーションプラットフォーム事業に深く関わっていた執行役員の村田マリ氏が辞任を表明しました。
話題になった肩こり記事の経緯
メディアでも取り上げられた「肩こり」の記事。
肩こりの原因の一つとして「幽霊」が関係しているという内容についての釈明もありました。
その経緯としては、「サジェストキーワード」によるものだそうです。
つまり『関連キーワード』です。
「肩こり 原因」などで検索した場合、関連キーワードとして「肩こり 原因 幽霊」というサジェストキーワードが表示されます。
これは検索ニーズがあるキーワードを表示しているわけです。
つまり、「肩こり 原因 幽霊」と検索するユーザーが多いので、それをタイトルや「見出し」などに含めることでアクセスを集めようとしたわけです。
その結果、根拠のない内容として現在叩かれているわけですね。
外注丸投げの今後の未来
この様に、サジェストキーワードを見つけて、それについて外注に丸投げし、記事を増やすユーザーが現在増えています。
つまり、アクセスを集めることに特化したやり方ですね。
この手法については、まだ数年後までは有効だと思います。
ただし、信憑性や他の記事のパクリ判定の精度はどんどん上がってくると思います。
信憑性のない記事がどんどん増えて、グーグルを利用するユーザーが減る可能性もあります。
その前にグーグルとしては、信憑性のある記事を上位表示するようにアルゴリズムを改善する必要があります。
キュレーションサイトの順位が全体的に下がったのもこのアルゴリズムによるものです。
SNSが主役に?
この様な経緯から、もしかするとSNSに検索ビジネスは移行する可能性もあります。
つまり、身元のわかる発言者の内容しかユーザーは信じない時代がもう来るかもしれません。
例えば、先ほどのように「肩こり」については誰が書いたかわからない記事よりも、身元のわかる専門家の意見を聞くはずです。
身元のわからないキュレーションサイトを何十サイトも見るより、専門家の発言を聞く方が時間短縮になるからです。
1人の専門家に聞くことで、インプットの質も高くなります。
この様に、今後は専門性が重要になる時代となります。
信憑性のないサイトを10サイト見るより、1人の専門家の発言を聞けば事足りるからです。
そのためにも、何かに特化した専門知識を持つことがネットビジネスでは最重要となります。
情報が溢れすぎていて、みんな誰に聞いたらよいのかわからないからです。
よって、今後ネットで稼ぎたいのであれば、とにかく専門知識を身に着けることです。
あなたの発言に信憑性があることを十分に証明できれば、マネタイズは簡単です。
十分に信用したときに、お客様はあなたに報酬を渡すのです。
専門家となって稼ぐ手法は→こちら
それでは唐沢でした。
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