唐沢です。
ワンピースといえば、
3億4000部以上、
ギネス世界記録にも認定された
超絶人気マンガです。
数字で判断すれば
世界で№1のマンガですね。
もうハリウッドが
目を光らせているのではないでしょうか?
(それだけは止めて~、というファンは多そうですが)
そんなワンピースですが
私は連載当初、
ジャンプで読んでいました。
その頃はまだ高校生で、
電車通学だったのですが、
ワンピースを読んで
電車の中でよく泣いていました^^
(涙腺めちゃくちゃ弱いです)
特に
サンジの時の話は
もう、かなり泣きまくって
電車の中でかなり恥ずかしい思いをしました^^
感受性が強い年齢で読むと
マジで涙腺が破壊されます。
隣りに座っていたおばさんに
「嫌な事でもあったの?」
とか、よく声をかけてもらいました(笑)
ですので、
ワンピースは早く読みたいけど
帰宅してから読むようにしていました。
青春を思い出しますね^^
その頃は
作者の顔も出てたと
記憶していたのですが、
尾田栄一郎先生が
テレビ初出演というのは
結構意外ですね。
ジャンプって
よく作者がレーサー姿になって
全員で表紙になったりしていましたよね?
あれって
最近ないんですかね?
子供の感覚として
主人公と作者を
どうしても重ねてしまうので、
あのレーサー姿を見ると
結構ショックを受けます^^
「思ってたのと違う!」って^^
小学生の頃は
ドラゴンボールは
悟空みたいな大人が
書いてると勝手に想像していました。
で、
レーサー姿の鳥山明先生をみて
「え~っ」て^^
(すみません)
かなり脱線してしまいましたが、
そういった世界観や
プライベートを守るためにも
作者の露出というのは
意図的に減らしているのでしょう。
作品の世界観
この様に
作品によっては
作者・作り手の情報が
一切ないほうが良い場合もあります。
逆に作者のキャラを全面に出す方もいますね。
ドクタースランプの鳥山明先生や
珍遊記の漫☆画太郎先生などです。
この場合は
作者も漫画の世界感を表現するのに
大切なキャラクターの一員となります。
逆に
ワンピースなどは
作者の情報などは
無い方が良いわけです。
これは漫画に限らず
インフォビジネスでも当てはまります。
例えば
ネットビジネス大百科の
木坂健宣氏はほとんど表には出てきません。
ブランド・イメージ・興味性など
すべて意図して行っています。
また、
伊勢隆一郎氏、
村上宗嗣氏などでお馴染みの
「Mr.X」も同様のブランディングを行っています。
Mr.Xなんて、
Mr.Xという名前で商売してますからね^^
(ちなみにMr.Xというアイディアはジェイ・エイブラハムのマーケティング戦略をマネたと思われる)
それでも
すでに10年以上インフォ業界の
トップに君臨しているのですから
凄まじい戦略ですよね。
この様に
表に一切出ないで
謎のままにした方が、
強烈な興味性を引き出すことができます。
尾田栄一郎先生の場合は
プライベートを守るため、
という理由かもしれませんが・・・
まぁ、
作品の世界観を壊さず
魅力もアップできるので
一石二鳥ですね。
ワンピース見てますか?
最後にビジネス的なお話をします。
ズバリ、
ワンピース見てますか?
「漫画はもう読んでいない」
「見る時間がない」
「もう中年だし・・・」
色々な声が聞こえてきそうです。
はっきりいいます。
ワンピースを読んでいない人は
もう若者相手にビジネスはできません。
若者を相手に今後商売をしても
確実に失敗します。
なぜなら
ワンピースを読んでいないからです。
「えっ、それは大げさでしょ!」
と思われるかもしれません。
しかし、これは事実です。
なぜなら
今の若者は
確実にワンピースに影響されているからです。
やわらかく『影響』と表現しましたが、
前回までの流れから『洗脳』という方が当てはまります。
(ワンピースを悪くいっているわけではないですよ、私も大好きです)
今の若者は
ワンピースの思想に
良くも悪くも洗脳されています。
恐らく、
今後の人生で
何か迷ったり
決断を迫られるときは
ワンピースから学んだ思想を
判断基準にするはずです。
「これは正義だ」
「これが大切だ」
「こういうことはいけない」
もう10年以上も読んでいれば
道徳心もワンピースが基準になります。
この様に、
人の判断基準や迷信というのは
本来長い時間をかけて行われます。
(護摩焚きが効くのもこの理由です)
それを、もうワンピースは
やっているのです。
もちろん作者の善意のもとですが、
すでにワンピースのテーマと
現代トレンドはリンクしています。
例えば、
ワンピースのメインテーマである
『仲間の大切さ』という点です。
代表的なものがSNSでしょう。
今の若者はフェイスブックや
ラインなどのSNSで1日の大半を
仲間と繋がることを求めています。
仲間が多いことがステータスであり、
逆に仲間がいないことが
とても恥ずかしいと感じる方向へ向かっています。
ですので
その反動の仲間外れ(いじめ)に
超敏感社会となっているのです。
「ソウルメイトこそ
最も価値があり、
人生で最も大切なことだ!」
少なからず
ワンピースを読んで育った子供は
良くも悪くも
このような考え方が植え付けられています。
ですので、
最近のビジネスでは
「仲間との体験」を
テーマにしたのモノが流行っているのです。
実はこれインフォビジネスでも巧妙に使われているのです。
何かわかりますか?
高額塾です。
仲間との体験ということに
価値を持たせ軽い洗脳をしています。
「意識の高い仲間を持てて、これだでも価値があった」
「仲間と会えたから、稼げなくても全然OK」
「人脈が一番重要」
これらは完全に洗脳されています。
稼ぐために入った塾なのに、
下方修正をしているわけです。
センターピンが徐々にズレていることに気づいていなのです。
こうして自分を納得させて、
また稼げない日々を歩んでいく・・・
話が脱線しましたが、
この様な感じで、
ターゲットの道徳心や思想が
何に影響を受けているのかがわかれば
悪用もされてしまうわけです。
よって、
今後ご自身でビジネスを展開する予定の場合、
または護身用のためにも
確実にワンピースは読むべきです。
逆に
ワンピースのどんな所に
若者が影響されているのか?
共感している所はどこか?
これらがわかれば
何をやってもうまくいきますし、
詐欺師の手法に引っかからなくなります。
さらに俯瞰していくと
ご年配の方は何に影響を受けているのか?
中年は何に影響を受けているのか?
ターゲットの現在の
道徳心の源泉を見つけることができます。
そこに響くコンセプトの
商品を提示すればモノは売れるわけです。
今回は
ワンピースとビジネスをつなげてみましたがいかがだったでしょうか?
それでは唐沢でした^^
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