唐沢です。
前回は
「お金の洗脳」について
お話をしました。
その結果、
私が想像するより多くの
メッセージをいただきました。
「確かに、欲しくもないものを欲しくさせられているだけでした」
「ずっとお金は大切なものだと洗脳させられてました」
「まだ実感はありませんが、これから意識したいと思います」
などなど
本当にたくさんの感想をいただきました。
ただ、中には、
「でも、唐沢さんって稼ぐ系の記事を書いてますよね?それって矛盾じゃ・・・」
とうご意見もいただきましたので、
今回はそのことについて
まとめてお伝えしたいと思います。
「お金」の正体
では、
前回のお話を
より掘り下げるためにも
「お金」の正体について
まずはお話します。
「えっ?お金に正体なんてあるんですか?」
と、思う方もいると思います。
基本的に
私たちは
「お金はモノの価値を計るための道具」
というようなニュアンスで
教えられてきたと思います。
モノの価値が判断できれば
別のモノと交換する場合に
スムーズに進めるからです。
例えば
じゃがいも10個の価値はこれくらい
電車に乗る価値はこれくらい
風邪薬の価値はこれくらい
この様に
「価値を数値化」しておけば
交換が簡単になります。
「風邪薬をじゃがいも10個と交換しますよ~」
「沖縄までキャベツ300個で行けます」
なんてなったら面倒ですからね。
この様に
お金はモノとモノを交換するためのツール
というのが、全世界の人々の共通認識だと思います。
これはこれで、正解なのですが、
実はある視点が抜けているのです。
お金は○○○○○と交換するために発明された
お金は価値と価値を
交換するために発明された
便利なツールです。
これは今後も変わらない概念だと思います。
「じゃ、やっぱりお金は大切じゃん」
こう思うかもしれません。
ただし、
ここまでのお話だけでは不完全なのです。
というのも
「なぜお金なんかと交換したのか?」
これがお金の歴史そのものであります。
最初の通貨として
「貝殻」が使われていたことは
学校の先生が教えてくれました。
ただし、
ポイントはそこではなく
「なぜ貝殻なんかと交換したのか?」
その行為に最大の秘密が隠されているのです。
例えば
大昔、漁師がいて
その日は魚が3匹とれました。
家族全員で食べても
1匹余ってしまいます。
もうお腹いっぱいで食べられません。
昔は保存のための冷蔵庫もありませんでした。
よって捨てるしかなかったのです。
でもこれではもったいない・・・
そこで、
余った魚を
「キレイな貝殻と交換しよう」
というヤツが現れたのです。
「その魚、捨てちゃうなら、このキレイな貝殻と交換しようよ」
漁師としても
捨てるのはもったいない、
だからといって、
別に”欲しくもない貝殻”だけど、
ちょっと珍しい形の貝殻だから
魚を捨てるよりマシか・・・
これがお金のルーツです。
つまり、
最大のポイントは
「余りものとの交換ツールだった」
ということです。
余った魚=キレイな貝殻(貨幣)
余りもの=貨幣
よって、
お金の本当の正体というのは
「余りもの」ということになります。
前述した漁師が
その日は2匹しか魚が取れなかったら、
貨幣と交換すると思いますか?
絶対にしません。
自分たちの食べる物が
なくなってしまうからです。
余ったから、
しょうがなく貨幣と交換したのです。
お腹いっぱいで
しょうがないから
嫌々貨幣と交換したのです。
つまり、
だれも貝殻(貨幣)の為に働いていたわけではないのです。
ましてや、
貝殻(貨幣)のために生きてたわけではありません。
余ったモノを渋々交換しただけです。
つまり、「ただの余りもの」なのです。
それが現代社会ではどうでしょう?
余りものの為に働き
余りものの為に争い
余りものの為に人生のほとんどの時間を捨てています。
余りものの為に自殺してしまう人もいますよね。
どれだけ「お金教に洗脳されているのか?」
この記事を繰り返し読めばわかると思います。
余りものは素直にいただく
コンサルをしていて
「こんな私じゃお金をいただく資格がありません」
とか
「これくらの価値しか提供できないので、お金はいただけません」
などという方がいます。
他にも
お礼として感謝のつもりで
現金を包んで渡すと
かたくなに拒む人っていませんか?
「いいです、いいです、受け取れません(困)」
ワイロでもないのに、
本気で拒む人、
身近にたくさんいますよね?
中には怒る人もいます。
こういう人は
心の中ではお金が欲しいのに
無意識でお金に対する嫌悪感を
持ってしまっています。
お給料はたくさん欲しい、
でも、人様からお金をいただけない。
意識 | 給料たくさん欲しい、宝くじ当たれ、ギャンブル勝ちたい |
無意識 | 人様からモノやお金は受け取れない、とにかく罪悪感がある |
この矛盾を
「潜在意識」は嫌がるのです。
「欲しいのか?欲しくないのか?どっちやねん!」
その結果、
あなたの意識とは別の
もう一つの意識である潜在意識は、
願いを叶えないようにしてしまうのです。
だから、
なかなかお金が貯まらないし、
手に入れることができないのです。
潜在意識が善意でストップしているわけです。
もしからしたら、
これを読んでいるあなたもそうかもしれません。
ノウハウコレクターと言われる人も
実は、心の中では
「お金を持つ罪悪感」を強く感じ、
その結果、潜在意識がブロックしている可能性が高いのです。
人から何かもらうとき
「いいです、いいです」
といって拒んでいませんか?
ほぼ当てはまりますが
経済的に成功している人は
モノをあげても「拒みません」
もちろん
政治とかそういうのは抜きですよ。
経済的に成功している人は
何かモノや現金を渡しても、
「ありがとうございます!」
といって、快く受け取ってくれます。
その結果、
潜在意識が拒んでいないので、
実生活やビジネスでも
モノやお金が集まってくるわけです。
逆に拒むということは
潜在意識が拒否しているので、
実生活でもビジネスでも
モノやお金が無意識によって集まらないようにしてしまうのです。
では、
このお金に対する
意味のない罪悪感を消すためには
どうすればいいのでしょうか?
それが、
【お金=余りもの】
という事を
しっかり理解することなのです。
お金は「神様」でも「神聖なモノ」でも
何でもありません。
ただの「余りもの」です。
もしくは
「余りもの」と交換するための道具です。
潜在意識がブロックする必要はどこにもないのです。
すべて、
小さい頃からの洗脳です。
「お金は大切」
この思考に洗脳されているので、
潜在意識が「神聖化」してしまい
受け取るときにブロックしてしまうのです。
さらに
それを実生活でも
「お金の神聖化」として保とうとするので、
逆に「お金を失うこと」に喜びを感じてしまうのです。
つまり「浪費」です。
「お金は持っていてはいけない、
罪悪感があるから早く手放そう」
このようなメカニズムが
無意識の中に起きているのです。
そして、
テレビや、雑誌、
他人の影響などから
お金を浪費するターゲットを決めて
どんどん使ってしまうのです。
そして、
いざなくなると不安になるので、
「定年まで働き続ける」という洗脳プログラムまで定着してしまったのです。
『夢のマイホーム』
『いつかはクラウ○』
『婚約指輪は給料の3か月分』
いずれも
実態のない、ただの情報です。
(マイホームが夢になるなんて、ちっぽけですよね^^)
逆にこういった洗脳がなければ
人生なんて超楽勝じゃないですか?
しかし、
多くの人たちは、
欲しくさせられて
死ぬまで浪費し続させられる・・・
余りもので余りものを消費する・・・
止まらない煩悩・・・
全ては誰かに仕掛けられているということです。
お金の増やし方
では最後に、
「でも結局は、唐沢さんは稼ぐ系の記事を書いてるじゃん」という問いに対してお答えします。
お金(余りもの)を
神聖化したり、
追いかけ続けるのは良くないというお話をしてきました。
ただ・・・
『稼ぐことは悪いことではない』のです。
皆がお金に洗脳されているなら
その外側から世界をみて
自分のために稼ぐのは全然悪いことではない、
ということです。
つまり、
余りものに振り回されず
自分が幸せを感じるために
お金を自由に稼ぐのは全然アリということです。
皆が「お金教の信者」であれば
それを外から見て、
違うアプローチをして稼げばいいだけです。
それは
振り回されたり
追いかけたりするのではなく
前回もお話したように
ゲームをあがってしまうことです。
資本主義という幻想ゲームを『あがる』
これこそ、
お金が余りものだと気づいた人にだけ与えられる裏ワザです。
普通の人が見ている世界とは別に、
無限にキレイな貝殻を受け取ればいいのです。
その為には
自分でお金を生み出す仕組みを知らなくてはなりません。
ネットでその仕組みを作るなら
私がおすすめするのは2つです。
このどちらかをマスターすれば
毎日何匹も魚を釣る漁師のように
どんどん貝殻(貨幣)に変えることができます。
永久に釣り続けられる漁師になれば
余りもの(貨幣)なんて興味がなくなり、
自分の本当にやりたいことだけができる人生になるでしょう。
お金なんて本当は稼げて当然なのです。
思考は現実化するからです。
「水が飲みたい」と思ったら
数秒後は水を飲んでいるはずです。
「トイレにいきたい」と思ったら
数秒後はトイレにいっているはずです。
思考は現実化しようとするからです。
じゃ、
何でお金は稼げないのでしょうか?
たくさん勉強しているし、
ノウハウも購入しているのに・・・
それは、
「現実化してはいけない」と、無意識が感じているからです。
無意識(潜在意識)が
あなたを守ろうとしてくれているのです。
『ご主人様はお金をもらうことに罪悪感を感じている、これじゃ、お金が増えたら大変なことになってしまう!だからなるべくお金が集まらないようにしてあげよう!』
その結果
運よく宝くじが当たっても、
潜在意識が浪費を促し、
お金を手放すのを手伝ってくれます。
その結果、当たった額より多くの借金をしてしまったりするのです。
ボーナスが入れば、
潜在意識が浪費を手伝うために
「高級車の購入」や、
「夢のマイホーム」を計画してくれたりします。
他人からモノやお金をもらう時も
「いいです、いいです」と反応してくれます。
全ては、潜在意識が
あなたを守ろうとするからなのです。
では、
どうすれば潜在意識が
稼ぐことを手伝ってくれるでしょうか?
それは、
この「潜在意識さん」に
「もう大丈夫だよ、
お金に罪悪感はないし、
正しいことに使えるから
どんどん集めてきてね」
こう伝えて安心させてあげることです。
すると、
潜在意識は安心して
あなたのもとにお金を集め出してくれます。
お金に罪悪感があるうちは
潜在意識さんがあなたを守ろうと
お金が集まるのをブロックしてしまいます。
これでは、
どんなに最高のノウハウを手に入れても
お金を手に入れることはできません。
これがお金の増やし方の根本的な発想です。
今回のお金の正体をしっかり理解しないと
いつまで経ってもお金は神聖なものとして
刷り込まれたままになります。
その結果
潜在意識がブロックしてしまい
お金が増えることはありません。
逆に浪費することに喜びを感じる人生になります。
もう、余りもの(お金)で悩むのはヤメにしましょう。
唐沢でした。
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