唐沢です。
新規でアフィリエイトサイトを作る場合、
「ドメイン名」は意外と迷うものです。
普通に英数字ドメインが良いのか?
それとも、日本語ドメインが良いのか?
一昔前は日本語ドメインでのSEO対策は、かなり効果的でした。
例えば、
商品名の日本語ドメインにするだけで
上位表示できしまう時代があったのです。
しかし、最近では
マイナス評価(フィルタリング)
になることもありますので、
その危険についてお話したいと思います。
商標名ドメインは危険
まずは例として、
「ミンカツサプリ」という
商品を見てみたいと思います。
「ミンカツサプリ」という商品は、
最近発売された「睡眠系サプリメント」です。
アフィリエイト報酬が1件4000円と、
かなり高いので人気のプログラムです。
それでは実際に検索してみましょう。
↓↓検索結果1ページ目↓↓
1ページ目にある「商標日本語ドメイン」は1件のみです。
ちなみにこちらはペラサイトです。
そして、
2ページ~4ページ目まで
商標ドメインはほとんどありません。
そして、
5ページ~6ページになると、
なんと日本語ドメインがずらり…
すべて商標日本語ドメイン…
これは確実にフィルタリングされています。
グーグルが意図して
商標日本語ドメインを
下げるように設定しています。
これだけを見ても
日本語商標ドメインが危険かがわかると思います。
(※日本語ドメイン自体が悪いのではなく、あくまで商標名ドメインです。)
基準は何?
基準は何かというと…
はっきりいってわかりません(笑)
1ページ目にあった
商標ドメインのサイトよりも
質の高いサイトはゴロゴロあります。
ただし、
1ページ目にあった商標ドメインは
しっかりと商品を購入し、
そのオリジナル画像や
体験レビューが中心となっています。
つまり、
「本当に商品を利用してレビューしているか?」
目視している可能性もあります。
(またはクローラーが判断できるようになった)
本当の体験レビューは
見込み客の滞在時間を伸ばしますので
そこが評価されている可能性があります。
ただ、実際に商品を購入していて、
内容も良く、記事数が多いサイトであっても
順位が低い商標日本語ドメインはあります。
このように、
質が高い商標名日本語ドメインサイトでも
検索順位が低いのです。
よって、基本的には
日本語商標ドメインは
フィルターにひっかかり、
その中の1サイト程度は
運よく上位表示される、
という認識でよいと思います。
また、
上位表示されているほとんどのサイトは
以前から運営されていて、
記事数が多いメディア系サイトになっています。
商品が販売される前から運営されおり、
複数の記事があるサイトということになります。
つまり、
商品が登場してから作ったサイトかどうか?で判定される可能性が高いです。
新商品が出て、
その商品名のドメインを利用すると
フィルターがかかり、
順位が上がらないという感じです。
英数字ドメインならOK?
では、新規でも英数字ドメインなら良いのでしょうか?
先ほどのミンカツサプリで検索すると、
ミンカツサプリのために作った、
新規の英数字ドメインで質の高いサイトでも
上位表示されているとは限りません。
やはり以前から運営されている
メディア系サイトの方が上位に表示されています。
新商品はメディア系サイトが強い
以上のことから
新しい(商品)キーワードが生まれて、
その為に作ったドメイン・サイトは
評価されない可能性が高いということです。
これは恐らく、
グーグルが似たようなサイトだらけになることを防いでいるのだと思います。
情報が欲しいユーザーが
商標で検索したときに
シリウスで作ったサイトがずらり…
または、
同じ内容のサイトがずらり…
これではマイナスになってしまいます。
そこで、
以前からしっかり運営されていて、
記事の質も高いメディア系サイトを
優先して上げることで、
検索ユーザーが満足する可能性が高いという判断をしているのだと思います。
色々なノウハウや塾で
商標名キーワードのペラサイト量産があり、
それがこういう結果になったのだと思います。
商品の販売ページを要約しただけのサイトが多数あっても、検索ユーザーにとっては邪魔なだけです。
その為にも、
そういった質の低いサイトの特徴を抑え
フィルタリングしているわけです。
そして、
質の低いサイトの特徴が
商標日本語ドメインということになります。
よって、
新商品をアフィリエイトする場合、
新規ドメインでは、今後厳しくなるのかなぁと思います。
フィルタリングの解除は?
このように、
ある条件のドメインを
意図的に下げるフィルタリングですが、
一定時期を過ぎると解除されます。
約3か月~6か月くらいで
フラットに評価される感じですかね。
よって、
今この記事を読んでいるときには
「ミンカツサプリ」も解除されている可能性があります。
ただし、
やはり最初の3か月くらいは
フィルタにひっかかるので
「新商品」というタイミングは
逃すことになってしまいます。
商品名サイトで稼ぐには?
以上のことから
新商品を新規でサイトを作る場合、
ただの要約サイトでは難しくなります。
よって、
メディア系サイトを作るか、
独自の切り口で作るかのどちらかになります。
独自の切り口とは、
やはり、しっかりと商品を購入して、
オリジナルの写真や、
オリジナルのレビュー記事を書くことです。
実際に使った感想であれば、
他とかぶることはありません。
販売ページを要約しただけでは
必ずかぶります。
恐らくロボットは
要約記事なのか?
それとも独自のレビュー記事なのかを
判断できるアルゴリズムができているのだと思います。
とりあえず
日本語ドメインにして
販売ページの要約サイトを量産する、
こういった質の低いサイトを
一発で判断できるようになったのでしょう。
ですので、
それを上回るオリジナルコンテンツを作成する必要があるのです。
もう以前のアフィリエイト手法ではグーグルに通用しなくなってきています。
独自の切り口を意識して、
他のサイトとかぶらない内容にし、
訪問者に役に立つサイトを作るようにしましょう。
それでは唐沢でした^^
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