唐沢です。
激化した回転寿司ビジネスも、
いよいよ「食べ放題」に突入しました。
大手であるかっぱ寿司が、
テスト的にとり入れたようです。
男性は税抜1580円。
女性は税抜1380円。
65歳以上は税抜980円。
性別や年齢によって料金が異なります。
ただ、小学生未満は無料というのはすごいですね。
例えば、
夫婦2人小学生未満2人の4人家族で、
3千円程度でお寿司が食べ放題。
サイドメニューも含めて食べ放題のようですので、
企業努力は凄まじいものがありますね。
10時間待ち?
ニュース記事になっているのは
「10時間待ち」というキーワードです。
これ、かっぱ寿司に10時間並んでいるように思えますが、
発券機から順番の記載された紙を発券し、
番号が呼ばれるころに再訪問しているみたいですね。
10時間待ちは待ちですが、
10時間並んでいるわけではないので、
そこは少し安心しました。
さすがに10時間並ぶなら、
1時間せどりでサクッと稼いで、
好きな時間に好きなだけ食べた方が良いですからね^^
サーバーダウン
かっぱ寿司が食べ放題を発表した日、
一時的にかっぱ寿司のホームページがサーバーダウンしました。
ツイッターのトレンドでも1位でしたし、
やはり注目度&興味性はとても高かったのだと思います。
バイラル的には?
バイラルマーケティングは成功でしょうね。
これで無理に食べ放題をやらなくても、
一時的なカンフル剤になりました。
食べ放題情報を得ようとホームページに向かい、
そこでメニューを見せることで「そのうち客」が誕生します。
だからこそ、
食べ放題のページは様々なメニューを一目でみれるように設計してあるのです。
といいますか、
そもそもカッパ寿司のホームページなんて初めて見たという人がほとんどではないでしょうか?
よく食べにいく人であっても、サイトはそれほど見ないものです。
よって、サイトを見たからには、それを消化する働きが生まれます。
つまり、お店に行くということです。
低予算で大きな宣伝効果
今回のかっぱ寿司の戦略はとても見事だったと思います。
食べ放題をやるか?やらないか?
どっちに転んでも大きな収益を生み出すからです。
全国で20店舗だけのテスト企画なので、
食べ放題がそもそも赤字企画だったとしても、
広告費としては大きなリターンが見込めました。
また、テストの結果、
食べ放題でも収益化が可能とわかれば、
それはそれで成果ありです。
つまり、どちらに転んでも成功するというマーケティングだったわけです。
こういった仕掛けは、これから絶対に必要です。
つまり、自社でニュースを作るということです。
「すしざんまい」が初競りに莫大な資金を投入するのも、自社でニュースを作るためです。
この視点を持つ企業はまだまだ生き残るでしょう。
逆にニュース性を提供できなくなったら衰退していきます。
あなたも自身をブランド化するのであれば、
ニュースを自分で作るという視点を持つようにしましょう。
それでは唐沢でした。
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