唐沢です。
飲食店などの店舗ビジネスで、
潰れた後、また次のお店が入る
居抜き物件ビジネスですが、
高確率で失敗します。
しかも、
どんなに料理が美味しくても
どんなに価格が安くても
どんなにサービスがよくても
やはり潰れるのは時間の問題なのです。
あなたも通勤途中などで
コロコロお店が変わる店舗など
よく見かけませんか?
なぜ、このように
居抜き物件は稼げないのでしょうか?
居抜き物件が毎回潰れる理由
居抜き物件が、次々と潰れる理由・・・
それは、
店舗ビジネスというのは、
「場所」が命だからです。
場所が悪いから潰れる。
場所が良いから成功する。
これだけなのです。
良い場所に出店すれば
味が美味しくなくても
成功してしまうのです。
あなたの周りにもありませんか?
たいして美味しくないのに
ずっと続いているお店。
接客もよくないし
値段も安くないのに
何十年も続いているお店。
この様に、
場所がよければ成功してしまうのです。
頭が良い人ほど失敗する理由
居抜き物件は、
超合理的に店舗を構えられます。
必要なものはすべて揃っていますし、
本来揃えるべきものが
最初から使える状態です。
業務用冷蔵庫や
椅子、テーブル
さらに調理用キッチンなども
そのまま使えます。
これを0からやると
かなりの費用がかかります。
ですので、
一見、居抜き物件は合理的にみえます。
頭が良い人ほど、よい居抜き物件を見つけることができるでしょう。
しかし、
先程も説明したように
店舗ビジネスは場所が全てです。
潰れたお店の理由は色々あると思いますが、
結局は、「場所」が悪かっただけ、
というのが大半の理由です。
何十年も修業した料理人でも潰れてしまうのです。
そういった技術や
マーケティング以外の外部要因というのが
店舗ビジネスは非常に影響します。
問題は分析力
今回のお話で重要なのは、
なぜ潰れた後の店舗を利用するのか?
ということです。
潰れたお店の後を利用するといのは、
本来は避けるべきことです。
店舗ビジネスを勉強したことがあるのなら
「場所が命」というのは知っているはずなのです。
それでも
居抜きを狙って飲食店を始める人がたくさんいます。
そして、失敗します。
なぜ、失敗するとわかっているのに
居抜きでビジネスをするのでしょうか?
それは、『慢心』があるからです。
つまり、
「自分はこの場所でも繁盛できる」という慢心があるからです。
「自分は他の人と同じような失敗はしない」と思い込んでしまう。
ですので、
潰れたお店の後、というにも関わらず
「場所が命」というマーケティングを忘れ
おごり高ぶりながら始めてしまうのです。
少し考えればわかりますが、
潰れたお店の店主も『頑張っていたはず』なのです。
失敗してもいい、と思って仕事をしている人はいません。
潰れたお店の店主も、
確固たる自信のうえで
お店を構え、様々な勉強もしたはずなのです。
それでも潰れてしまうのです。
だからこそ、その場所に運がなかったのです。
それにもかかわらず、
「自分にはできる」と居抜きを始めてしまう・・・
これは優秀な人ほど
陥りやすい罠なのです。
ネットビジネスと居抜きビジネス
この様に、
潰れた後の場所では
戦わないことが重要です。
これはネットビジネスの場合、
「稼げない市場には参入するな」
ということです。
「やっている人がいない市場を見つけた」
と喜んで、多くの時間を費やしても
やはり稼げない確率が高いのです。
すでに稼いでいる人が多い市場の中の
「ニッチ」を狙うことが大切です。
誰もやっていなくて稼げる市場を見つけるのは本当に大変です。
それよりも、多くの人が成功しているジャンルで、自分が輝ける隙間を狙った方が確実に稼げます。
居抜きを狙うのではなく
誰がやってもうまくいく場所(市場)を探しましょう。
誰がやってもうまくいく場所なら
多少、味が悪くても
多少、サービスが悪くても
多少、値段が高くても
成功してしまうのです。
それでは唐沢でした^^
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