唐沢です^^
いよいよ病気の総合格闘技的な季節になりました。
・風邪
・インフルエンザ
・胃腸炎
・ノロウイルス
・手足口病
などなど、
子供が感染する病気が
どんどん流行っています。
そんな中
私の子供が通っている幼稚園で
現在このすべての病気が発生しています。
ノロについては
胃腸炎扱いとなっているので
どちらかはわかりませんが
空気感染する恐れがあるので
かなり怖い状態です。
よくないかもしれませんが、
子供はしばらく休ませています。
少し風邪気味だったのですが
抵抗力が低下している状態で
これらに感染したら危険だからです。
こういった予防ができるのは
実はラインなどのSNSのおかげです。
私ではありませんが、
嫁がママ友と連絡を取り合っているようです。
このように様々な病気が流行る時期は
SNSのようなツールで
情報を共有するのはとても良いことだと思います。
今までは、
幼稚園と親という関係が
親同士で情報を共有できる時代となりました。
もちろん人間関係的な難しさもあるかもしれませんが、子供の危険を予防する場合、頼りになるのはリアルタイムの情報です。
そして、そんな中、
面白い商品がラインで伝わりました。
それが、
「たべるマスク」という商品です。
たべるマスクは子供に効果あるのか?
前述した様々な病気を、何とか予防したいママ友が面白い商品をラインで知らせてくれました。
それが「たべるマスク」という商品です。
嫁にその話を聞いたときに、
まっさきに浮かんだビジュアルは
普通に食べられるマスクです^^
「わたがし」のような素材で
使い終わったら食べられる・・・
そんなハズないですよね^^
こちらのネーミングは
確実にバイラルマーケティングを狙っています。
バイラルマーケティングについては
こちらをご覧ください。
意図的に口コミを発生させる
マーケティング手法です。
この時期、
親同士の会話で確実に話題になると思います。
実際の商品は
ラムネのような食べ物です。
シールド乳酸菌という成分が
「呼吸器や腸管での感染防御作用」
「インフルエンザのウイルス量減少・症状抑制」
マウスを使った実験では、
これらに効果的だったようです。
また、日本学校保健会推薦用品にも登録されているようですので、なんとなく効く感じは得られると思います。
これらは情報現象ですので、
「効く気になれば効く」くらいの気持ちの方がよいかもしれません。
普通にマスクをした方が
物理的な予防に効果はあるはずです。
また、商品のPRでは
「病気を予防する」とは一言も書いてありません。
体調キープ
乾燥予防
のどすっきり
と記載があり、
「ん?龍角散と同じじゃん?」といった印象です。
「たべるマスク」というネーミングから
病気予防を期待してしまいますが、
基本的には「お守り」的な効果になると思います。
子供の心配をする親へのポジティブなメッセージ
以上のことから
これを食べたからと言って
風邪が予防できたり
インフルエンザが予防できるわけではありません。
しかし、
子供の心配をする親にとっては、
微笑ましい話題になることでしょう。
これも全てネーミングの効果です。
「たべるマスク」
商品画像がなければ
いろいろ想像してしまいますね^^
我が家でも
気付いたら嫁が購入していましたが、
朝と夜、皆で美味しく食べています^^
マーケティングって本当に面白いですね!
唐沢でした^^
●注目記事