唐沢です。
ソフトバンクの通信障害問題ですが、
その後、5日間で1万人の解約があったそうです。
よく使われる言葉ですが、
「信用は一瞬でなくなる」
まさに、この言葉とおりですね。
1万人が解約ということは、
1人1万円前後使っていたはずですので、
少なくても月に1億円は減収となります。
また、こういった
ライフタイムバリュー事業の場合
数年単位でみる必要がありますので、
1億円×12ヶ月=12億円以上の損失となります。
さらに、ソフトバンクのコンテンツや
株価などを考慮すると、その倍以上は
被害がでてくるはずです。
日頃からソフトバンクに
不満を持っているユーザーにとって
「解約するきっかけ」となってしまった出来事でしたね。
楽天モバイルや格安スマホ
こういった問題から、
楽天モバイルや格安スマホへ
見直す方も多いと思います。
もしくは、ネームバリューのある
「ドコモ」に乗り換える方も多いでしょう。
新規顧客を開拓するのは
非常にコストもかかるので
ここは、なんとしても
解約させないようにする必要があったと思います。
例えば、「今後同じような障害があったら1ヶ月分をタダにします。」
この様にしないと、
使い続ける意味がなくなります。
「また通信障害があったらどうしよう…」
これがユーザーの本音です。
ですので、「もう二度とないようにします。もしあった時は、お詫びとして1ヶ月タダにします」とやらないと、顧客はどんどん流出してしまうでしょう。
「食」と同じ安全性
これからの通信事業は
「食」と同じように
安全性が重要になってくるでしょう。
「食」と同じように
万一があってはいけない市場なのです。
逆に、このような失態があれば
いっきに信頼性を失いますし、
今は1万件の解約ですが、
今後もっと増える可能性も高いわけです。
こういった月の課金ビジネスは
硬い収益ですので、これが減ると
売上予測なども難しくなってきます。
ソフトバンクは今回の通信障害を
重く受け止めるべきですね。
そして、被害以上の
インセンティブをユーザーに
与えるべきだと思います。
私はドコモを利用していますが
もしソフトバンクを使っていたら
やはり解約を考えてしまうと思います。
対応や、保障に期待したいものですね^^
それでは唐沢でした。
●注目記事