唐沢です。
「イニエスタがヴィッセル神戸に移籍か?」
このニュースを聞いた時、
スペイン紙が中国のチームと
間違えているんだろうと正直思いました。
(すみません^^)
トップスター選手の年俸を払えるのは
現在、中国くらいしかないですからね。
それが、
あれよあれよ、という間に
ヴィッセル神戸への移籍が決定しました。
楽天の三木谷社長、
やっぱ凄い人ですね^^
人脈・交渉術・下準備
これらが全て揃って成功したと思います。
ビジネスで利益を出し、
その利益で社会に還元する。
経営者のお手本のような
お金の回し方です。
ぶっちゃけ、
ただチームを強くしたかったら
イニエスタの1人分の年俸を使って
3選手くらい補強をした方がよいです。
しかし、
現役のスター選手を加入させることで
Jリーグ自体の底上げが可能となります。
味方チームはもちろん、
敵チームにとっても
世界水準のプレーに触れられ
直に勉強することができます。
これらも計算しているであろう
三木谷社長の功績は計り知れないですね。
そんな三木谷社長は
野球の東北楽天ゴールデンイーグルスは、
創設9年で優勝をさせました。
これも偉業でしょうね。
(もちろん、野村監督・星野監督の功績も素晴らしい)
今回のイニエスタの移籍も
大きなビジョンがあってのことだと思います。
ハリル前監督に提訴されたり、
何かと問題のサッカー協会よりも
よっぽど日本サッカーに貢献していますね。
忘れられない2010年ワールドカップ
今回の主役、イニエスタですが
私は2010年ワールドカップ決勝が忘れられません。
ワールドカップ決勝で
延長戦になることは結構珍しく
ヒリヒリした緊張感が感じられます。
当然ですが、
延長戦になって1点入れば
ほぼ試合は決まります。
そんな中、イニエスタは
後半11分、華麗なボレーを叩き込みます。
絶妙なポジショニング、
絶妙なトラップ、
そして、
絶妙なボレーシュート。
この時の歓声は
人間の持つエネルギーの高さを
証明するかの如く、凄まじいです。
さらに、ゴール後のパフォーマンスでは
なんと珍しくユニフォームを脱ぎます。
ユニフォームを脱ぐと、
遅延行為としてイエローカードをもらいますが
実はイニエスタには脱ぐ動機があったのです。
それは、亡き友へ捧げるメッセージがあったからです。
インナーシャツにはこう書いてありました。
「ダニ・ハルケよ、いつも我々と共に」
ダニ・ハルケとは、
この大会が行われた1年前に急死した
U21スペイン代表で一緒だった親友です。
このワールドカップの舞台に立てなかった
ダニ・ハルケの為にも優勝への思いは強かったのです。
決勝戦の最後の方は、
完全にゴールを狙うポジションをとっていましたからね。
この様に人間的にも素晴らしいイニエスタ。
ぜひ日本サッカーを盛り上げてほしいですね!
それでは唐沢でした^^
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