唐沢です。
これは間違いないのですが、
精神年齢が低い人は
ビジネスで成功できません。
逆に精神年齢が高い人ほど
ビジネスで成功します。
つまり多く稼ぎます。
で、精神年齢って何?というと
『相手の気持ちを理解する力』です。
つまり、相手の気持ち、
ビジネスでは顧客の気持ちを
しっかり理解していれば
まずビジネスで失敗はしません。
逆に顧客の気持ちがわからない人は
どんなに依怙贔屓(えこひいき)しても
長期的な成功はできないでしょう。
ラーメン屋さんでの出来事
先日、商談で地方にいった帰りに
ラーメン屋さんに寄りました。
夜の9時くらいで、
お客さんは誰もいなく
私一人だけでした。
お店は店主である、
50代くらいのおじさんが一人でまわしています。
ま~、私は味にうるさい方でもなく
何でも美味しくいただく方です。
そして、このラーメン屋さんも
美味しかったです。
しかし、どうしても
顧客の気持ちを考えていない部分が見えてしまいます。
まず、ラーメンを出される時に
カウンター越しにトレイごとだされます。
そのトレイが油まみれで、
片手で持つこともできず
両手が油でべちょべちょになります。
ま~、この辺は許せます。
基本的にそんな事は気にしません。
しかし、がっかりした出来事がもう一つあります。
店主がラーメンを作っている間、
私はお店に備え付けのテレビを見ていました。
店主も私がテレビを見ていたことは知っていたと思います。
身体の角度が変わるので。
そして、ラーメンができて私に出した後、
なんと、何の確認もなしに
店主が見たいテレビの番組に変えてしまったのです。
「いやいや、オレ見てたし!」
もちろん、お店のテレビですので、
文句をいうのは筋違いです。
しかし、サービス業というくくりで考えれば、
お客さんの気持ちを察するのが当然ではないでしょうか?
恐らく、こういった人は
家でも、家族の誰かがみているのに
勝手に変えてしまうのでしょう。
それがクセになってしまっているのです。
個人事業は誰も注意してくれないので、
この辺に気づかないと、
どんどん客は離れていきます。
そしてこれでは、
せっかくの美味しいラーメンも台無しです。
これは空気が読めないというレベルではなく、
お客の気持ちがまったく理解できていない状態です。
特に飲食店は「味だけ」の時代は終わりました。
今後は五感を含めたものが「味」となります。
つまり、食べるだけではなく、
どんな雰囲気か?(視覚)
何が聞こえるか?(聴覚
どんな匂いか?(臭覚)
テーブルや椅子は?(触覚)
そして、
最後に味(味覚)が来るのです。
よって、
「どうすればお客様に五感を楽しんでいただけるのか?」
これを真剣に考える経営者が勝ち残ります。
味だけの時代は終わりました。
今回のお店も味は美味しかったですが、
私はもう二度といかないでしょう。
この五感を意識するというのは、
今後すべてのビジネスに当てはまりますので
是非意識してみて下さい。
五感をすべて満たしたときに
「飽き」のこないビジネスが完成します。
それでは唐沢でした^^
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