唐沢です。
新生活や、引っ越し時など
時期によって家電を一通り
買い替える場合があると思います。
まとめ買い、ってやつですね^^
私も新婚時は
一通りの家電を
まとめ買いしました。
全国展開している
「○○○電機」
で揃えました。
ただ、
もうその○○電機では
まとめ買いはしません。
なぜなら・・・
ライフタイムバリュー
新婚時、家電を一式揃えるので
「どれくらい値引きしてくれるかな~」
とワクワクしながら○○○電機に行きました。
しかし、私のワクワクは見事に裏切られ
ほぼ値引きなしで購入することになったのです。
引っ越しなどで色々忙しかったので、
他の店舗にいくこともなく
仕方なく○○○電機で購入することになりました。
これにより、
次に一式そろえるとき、
○○○電機の選択肢はもうありません。
○○○電機は、その時は値引きしなかったので、売上は上がったと思います。
しかし、
私が生涯そこで使う金額は
そこで完全に止まったのです。
値引きしなかったことで、
○○○電機は数万円の利益は
確保できたかもしれませんが、
これから私からの売上は
もうなくなったのです。
これは生涯顧客単価というもので
ライフタイムバリューといいます。
つまり、その時、利益は少なくなっても
私に気持ちよく販売してくれていれば
数年後、数十年後も私はそこで購入したはずです。
しかし、目先の利益を追いかけたせいで
私の生涯顧客単価は止まってしまったのです。
これは、すべてのビジネスで起こりえます。
目先の利益を追い求め、
顧客を嫌な気持ちにさせれば
リピートはしません。
その時の売上で終わりです。
商売は例外なく
「数量」×「単価」×「頻度」です。
この頻度がなければ、
そこで終わってしまいます。
この○○○電機は
自ら頻度を終わらせてしまったのです。
それには気づかず、
その時は利益が確保できて
喜んでいたかもしれません。
そうやって業績というのは
気付かないうちに下がっていくのです。
しかし、実際の経営者は現場にはいないので
こういった消費者の本当の感情がわからず
何が原因で業績が下がっているのか?わからないのです。
その時は赤字でも
「頻度」を上げる努力をすれば
一生涯に使う金額は変わってきます。
目先の利益よりも
生涯の利益を優先した方が
絶対によいと思いませんか?
是非あなたも
お客様のライフタイムバリューを
意識してビジネスを行ってみて下さいね!
それでは唐沢でした^^
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