唐沢です。
公開前から盛り上がっていた
スターウォーズエピソード7を観てきました。
私はスターウォーズの
熱狂的なファン
ということもないのですが、
当日になって、
急に観たくなってしまいました^^
近くの映画館で、
指定席が予約できたので、
それが決め手です^^
(いい席が空いていたので)
さて、感想や内容、
ネタバレを書いていこうと思います。
これから映画を観る予定の方はネタバレになりますので読まないでください。
今回はビジネスの話は一切なく、全てスターウォーズについてです。
私が観たことをまとめるために書きますので、記憶違いの場合や解釈の間違いがあるかもしれませんのでご了承ください^^
観る予定がなく、ざっくりと内容を知りたい、という方のみお読みいただければと思います。
まず準備編として、
スターウォーズを全作観る必要があるのか?
答えは「ノー」です。
エピソード4だけで十分です。
基本的に
エピソード4に
登場したキャラクターしか出てきません。
逆にエピソード4以降(4・5・6)を
見ていない方はちょっと厳しいですね。
最低限エピソード4だけを
予備知識として観ておけば
今回の作品は楽しめると思います。
ちなみに私は、
4・5・6の内容は
ほとんど覚えていません^^
それでも楽しめました。
※ここからネタバレになりますので、これから映画を観る予定の方はご注意ください。
まずネタバレの結論は、
エピソード4の超オマージュであるということです。
もう、かなり重なる部分があり、
好みが分かれると思います。
つまり、
先が読め過ぎてしまうという事です。
いきなりラストのネタバレですが、
エピソード4のラスト、
デス・スターを破壊する場面、
あのまんまです。
ディズニーランドの
スターツアーズでもお馴染みのアレです。
デス・スターの弱点に
爆弾投下して吹っ飛ばすアレです(笑)
もう、これは早い段階で解ってしまいます。
新しい帝国軍(ファーストオーダー)が、
最新兵器で惑星ごと吹っ飛ばすのですが、
それが太陽のエネルギーを利用して砲火します。
ここでほとんどの人は、
「ここを壊せばよくね?」
と思うことでしょう(笑)
帝国軍さん、
30年前と同じことやられてますよ^^
まあ、
他にも色々あるのですが、
順を追ってみていきましょう。
エピソード7の出演者
主人公レイ(デイジー・リドリー)
公開前はハン・ソロの子供という情報が出回っていましたが、本編ではその事実はないです。
つまりハン・ソロとレイア姫の子供ではありません。
また敵役のカイロ・レンとの兄弟関係もなく、最後に出会うルークとの親子関係もどうか?といった感じです。
ルークのライトセーバーに反応する伏線があります。
結局エピソード7では出生は謎のままですね。
敵役カイロ・レン(アダム・ドライバー)
ダースベイダーに憧れる(?)敵側の№2~3
ハン・ソロの息子であり、ルークにジェダイになるための修業を受けた。
しかし!ダークサイドが勝ってしまい敵側(ファーストオーダー)に寝返る。
ルークはそれに責任を感じて行方をくらます。
ダースベイダーほどの力はなく、フォースは使うが宙に浮いたりはしない。
精神的にも肉体的にもまだ未熟である演出がされていて、恐らくカイロ・レンの暗黒面の成長が物語の柱になる可能性がある。
ダースベイダーを求めるファンは、きっとがっかりするであろう(それも演出や伏線の1部かもしれませんが)
光と闇で迷っている節が表現されているが、登場時は残虐的な性格の描画(ダークサイド)が丹念に表現されている。
マスクを脱ぐことが多々ある。ちなみにイケメン。
マスクを被る理由がほぼない。(被らないと悪に徹しきれないという未熟さの表現か)
フィン(ジョン・ボイエガ)
ストーム・トルーパーとして登場するが、悪になりきれない性格にて敵側(ファーストオーダー)を脱走しレイと出会う。
情に厚く、捉えられたレイを救おうと奮起する姿は結構泣ける。
幼いころに連れ去れてストーム・トルーパーとして教育された。
また、ライトセイバーもうまく使いこなす。
ひょっとすると・・・
ハン・ソロ(ハリソン・フォード)
エピソード4以降お馴染みのキャラ。
公開前はハリソンフォードが登場すると聞いて、サービス的に少しだけ出演するのだと思っていたが、最初から最後まで活躍する。
ファンはびっくりしたと思います。
設定的にはレイア姫との間に子供(カイロ・レン)を授かる。
しかし結婚はしていない感じで、すぐに別々になっていようです。(元々の性格そのまま)
レイア姫【将軍】(キャリー・フィッシャー)
お馴染みのキャラ。レジスタンス軍の将軍として指揮をとる。
カイロ・レンが暗黒面に落ちたことを後悔している。(そりゃそうだが)
BB8【ドロイド】
ルークの居場所を知るための地図(メモリーカード)を持つ重要なドロイド。
このBB8を中心に物語は進んでいきます。
最高指導者スノーク(アンディ・サーキス)
※画像はイメージ
敵側(ファーストオーダー)のボスです。
ダースシディアスと同じようなポジションなのでラスボス的存在でしょう。
他にも重要キャラはいますが、だいたいこんな感じです。
スターウォーズ エピソード7 ネタバレ
エピソード6から30年後、
帝国軍は力を持ち直していた。
これが敵側、通称『ファーストオーダー』
ファーストオーダーは
ジェダイであるルークの存在を恐れていました。
ルークがジェダイを増やす可能性があるからです。
しかし、そのルークは行方不明になってしまった。
(弟子であったカイロ・レンがダークサイドに落ちてしまった責任を感じて)
ルークの行方を知る人物(ロア・サン・テッカ)が、砂漠の惑星(ジャクー)にてレジスタンス(正義側)の人物ポー・ダメロンにルークのいる場所を記したメモリーカードのようなものを渡すところから物語がはじまる。
レジスタンスのポー・ダメロン(オスカー・アイザック)は勇敢なパイロット。ラストも活躍する。
なぜレジスタンスがルークを探しているかというと、レジスタンスのリーダーはルークの妹であるレイア姫だからである。
しかし、そこに敵側(ファーストオーダー)が襲撃する。
危機を感じたポー・ダメロンはメモリーカードをドロイドBB8に託す。
この襲撃を指揮しているのが、敵役カイロ・レン。
こらから続くエピソード中でも最も重要なキャラクターです。
よって初登場シーンは念入りに性格が描かれています。
まずはフォース。
ポー・ダメロンが撃つレーザー銃(ブラスター)をフォースで止めます。
CMでお馴染みのこのシーンがブラスターをフォースで止める瞬間なのです。
ここでフォースの使い手ということが表現されています。
次に十字のライトセイバーを使う描画に移ります。
さらに襲撃した村の全員を殺せという指示をだし、残虐性の演出もしています。
ここまではダースベイダー級のインパクトがありますね。
そしてルークの地図を吐かせるためにポー・ダメロンを捕え基地に帰ります。
カイロ・レンはフォースの力で拷問し、ある程度の記憶をポー・ダメロンから引き出してしまいます。
つまりドロイドBB8がメモリーカードを持っているということを知ります。
用済みとなったポー・ダメロンは処分されそうになりますが、見張り役のストーム・トルーパー(フィン)が脱獄を促がします。
フィンは善の心が強く、ファーストオーダーから抜けたかったのです。
そして2人はファーストオーダーの戦闘機TIEファイターで基地から脱出します。
ポー・ダメロンはドロイドBB8を回収したいので、もう一度砂漠の惑星(ジャクー)を目指します。
しかし、追手の攻撃にあい、ジャクーに到着する間際に墜落してしまうのです。
ここで、フィルは助かりますが、ポー・ダメロンの行方はわからなくなってしまいます。
残されていたのは、ポー・ダメロンが着ていた上着だけ・・・
時間を少し遡ると、砂漠の惑星(ジャクー)でドロイドBB8と主人公レイが出会います。
そこに、墜落したばかりのフィルが出会い、いよいよ物語が進んでいきます。
ドロイドBB8を追う敵側ファーストオーダーと、逃げる主人公側の構図になります。
主人公側は敵から逃げるために、ある宇宙船に乗り込みます。
これが、あのミレニアム・ファルコンです。
恐らくハン・ソロが何かの理由で手放したものが、この星にあったのです。
主人公レイは、このミレニアム・ファルコンを乗りこなし、追手から逃げ切ります。
無事に宇宙に逃げ切れたかと思ったら、大型輸送船に捕まってしまいます。
それは何と!ハン・ソロとチューバッカのコンビによるものだったのです。
(ミレニアム・ファルコンだったので捕まえた、というノリです)
主人公側はそこで事情を説明し、ハン・ソロと行動を共にします。
ドロイドBB8をレジスタンスに連れていかなくてはなりませんが、ハン・ソロは乗り気ではありません。
なぜならレジスタンスにはレイア姫がいるからです。
ハン・ソロとレイア姫は一度は恋仲、あるいは結婚をしましたが、今は別々の道を歩んでいます。
つまりハン・ソロとしてはレイア姫に会い難いという感じです。
そこで、マズ・カナタの城へ向かいます。
城の主マズ・カナタに協力してもらうためです。
同じ頃、ファーストオーダーではレジスタンスに味方する共和国をすべてを破壊することが決定しました。
その為の兵器が太陽をエネルギーとした強力なレーザー砲です。
エピソード4のデス・スターと同じ役割です。
そして数発撃ち放ち、惑星のいくつかは消滅してしまいます。
ここでファーストオーダーと共和国の戦争が全面的に展開する流れになります。
場面は酒場にもどり、そこには何とルークのライトセーバーが保管されていました。
導かれるようにライトセーバーを手にしたレイは過去の記憶が甦ってきます。
断片的な子供の頃の記憶ですが、それを思い出しくないのか、レイは一人逃げ出してしまいます。
ルークのライトセーバーで記憶が甦るので、やはりルークの娘かな?
はっきりした描写はありません。
そんな時にいよいよファーストオーダーの戦闘機がやってきます。
フィンは、そのルークのライトセーバーで応戦しますが、修業を受けていないので、すぐにやられてしまいます。
そしてハン・ソロとフィンが捕らわれそうになった瞬間、レジスタンスの戦闘機が救助にきます。
お馴染みの戦闘機Xウィング!
ファーストオーダーはいっきに劣勢になり退却モードに突入します。
そんな中、一人になったレイにカイロ・レンが襲いかかります。
カイロ・レンの攻撃でレイは気を失ってしまい捕らえられてしまいます。
そして敵軍はいったん基地に戻ってしまいます。
レイを捕えたまま・・・
レイを連れ去られたフィルとハン・ソロはレジスタンスと強力して、討伐とレイの救出作戦を計画します。
レジスタンスには、何とC-3POがいるではないですか!ここで涙した人も多いはず。
さらにR2-D2も登場します。しかしR2-D2はルークいないためか、スリープモードでありオフの状態で動きません。
そんな中、ファーストオーダーの基地は太陽エネルギーを充電している時が弱点であり、そこを攻撃することで基地全体を壊滅できることがわかりました。
(そりゃ観ている人全員わかるよ^^)
しかし、基地に近づくためにはバリアーを解除する必要があり、ストーム・トルーパーであったフィンがその役を引き受けます。
基地に戻ったカイロ・レンは、またフォースを使い、レイからルークの場所を聞き出そうとします。
しかし、ここでレイのフォースが覚醒します。
拘束されて身動きできないにもかかわらず、逆にフォースでカイロ・レンに圧力をかけます。
混乱したカイロ・レンはいったん席を離れます。(最高指導者スノークに指示を仰ぎに行く)
拘束されているレイでしたが、見張りのストーム・トルーパーをフォースで操ります。
「拘束を外し、武器を置いていくこと」これがうまくいき、脱出に成功します。
そんな時、フィンとハン・ソロとチューバッカが基地に到着します。
うまく忍び込みバリアーを外すことに成功します。
ここからレジスタンスの攻撃がはじまります。
そんな中、ハン・ソロとカイロ・レンが出会う場面が訪れます。
ここではお互い一人、ハン・ソロはマスクを外せと要求します。
そこに丁度、レイとフィンも少し距離がある所に到着します。
ハン・ソロは何とか息子を救おうと説得します。
「お母さんも待ってる」というセリフは泣けます。
そして、意外や意外、カイロ・レンも涙し、「ずっと苦しかった」という言葉を出します。
さらに自分の武器であるライトセーバーも差し出します。
しかし!次の瞬間、ライトセーバーがハン・ソロに突き刺さります。
何と自らの手で父であるハン・ソロを殺してしまったのです。
つまり、父の存在がわずかな光であり、完璧な闇になりきれずに苦しんでいたということです。
なぜ、そこまでダークサイドに染まる必要があるのか?このエピソードではわかりません。
(そこに繋がる描画がないので、カイロ・レンの心情に感情移入できない)
怒りに震えるレイとフィンでしたが、レジスタンスの攻撃で爆発が激しくなってきたので、早く逃げなければなりません。
やっと外に脱出しましたが、そこにはカイロ・レンも!
いよいよラストの戦いです。
ハン・ソロを倒してふっきれたカイロ・レンは、躊躇なくレイを攻撃します。
レイはカイロ・レンの攻撃に一瞬でノックアウト。
それを見たフィンがライトセーバーで応戦します。
フィンも意外と抗戦しましたが、やはり負けてしまいます。
フィンが持っていたルークのライトセーバーを引き寄せようとしたカイロ・レンですが、ライトセーバーは違う場所に飛んでいきました。
そうです、レイの手に渡ったのです。
フィンを倒された(殺されたと思っている)怒りのエネルギーでカイロ・レンを追い詰めますが、やはりカイロ・レンの方が1段上です。
だんだんカイロ・レンに押されてしまいます。
しかし、カイロ・レンが放った一言でレイはまた覚醒します。
それが「フォース」という言葉です。
ちょっと忘れましたが「フォースの修業をすれば、もっと強くなるぞ」なんて感じでカイロ・レンが囁いたと思います。
その「フォース」という言葉に覚醒したレイは、なんとカイロ・レンを追い詰めます。
しかし、基地がどんどん破壊され地割れを起こしてしまいました。
ここで2人は引き離され、戦いは終わります。
倒れているフィンを抱え込み、チューバッカの乗るファルコンにギリギリ間に合い基地を後にします。
レジスタンスの攻撃は成功して、基地は壊滅しまいた。
味方の元に帰ると、なんとR2-D2がスリープモードから目覚め動き出しました。
そこにはルークの場所を表す最後のピースがあり、ついに場所を特定することができました。
レイとチューバッカとC-3POとR2-D2(BB8はいたか忘れました)でルークのいる場所に向かいます。
海に囲まれた断崖絶壁の島、いよいよルークがいる場所に到着しました。
その島の山を登っていくと、そこにはジェダイ独特の服装を着た人物が1人・・・
それは紛れもなくルーク・スカイウォーカーだったのです。
2人は言葉を交わさず、目を合わせたまま、何かを伝えるような眼差しでエピソード7の幕は閉じます。
2人の関係は?!
次が気になりますね。
最後にカイロ・レンについて・・・
この物語の焦点はカイロ・レンがなぜダークサイドに落ちたのか?になります。
エピソード1~6はダースベイダーの物語であり、1~3でダークサイドに落ちた理由が描かれています。
アナキンの心の葛藤、ジェダイへの不信感、己の無力さ、大切な人を救いたいという執着心。
ここには『同情』の余地があるため、観る人によってダークサイドに落ちたアナキンに対して涙する人もいるでしょう。
しかし、今回のエピソード7ではカイロ・レンがダークサイドに落ちた理由がほぼ「?」です。
ダースベイダーへの憧れ的なニュアンスはありますが、憧れが理由だったらイマイチ感情移入できないですね。
所々でカイロ・レンも心の葛藤があるようですが、そこがしっくりきません。
過去に何があったのか?
そして、1番の問題はカイロ・レン、ちょっと弱くない?って所です。
ダースモールなんかより全然弱いと思います。
動きが鈍いし、力もそんなにありません。
ダースベイダーって身体のほとんどがサイボーグだったから、動きに制限があるのはわかります。
でもカイロ・レンさんって若いし健全じゃん^^
少しの期間でもルークに修行してもらったなら、もっとアクロバティックに行こうよ^^
ただ、十字のライトセーバーの音はヤバイです。
音に迫力があってカッコイイ。
今の時点は超人的な強さは表現されていません。
ただ、ダースベイダーとの力の差を表現している可能性もありますので、あえて弱さを強調しているのかな?
精神的に不安定なところも、たくさん演出されている。
エピソード7まとめ
当初は簡単にまとめるつもりでしたが、長くなってしまいました^^
今回の新しいエピソードではキャラクターの性格がしっかり表現されているので、新キャラでも馴染みやすいと思います。
ストーリーも無駄な中だるみもなく、飽きずに最後まで楽しめます。
CGもよかったです。
エピソード3程のスケール感はありませんが、エピソード4を中心に映像クオリティを高めた感じですかね。
また、背景のCG率が低いのでキャラクターがより引き立ちます。
エピソード3なんて、背景のCG率が90%以上だったと思います。
砂漠や森などが中心なので、これまでのスターウォーズと比べるとより臨場感があり、エピソード6の続きという世界観がうまく表現されていると思います。
今回は新しいエピソードのはじまりなので、キャラクターの性格などを中心にドラマ性を持って話が進みます。
次回から話がどんどん進むと思いますが、まあ、この終わり方だと次も絶対に観たくなるでしょうね^^
次も自分の気分次第で観に行きたいと思います。
好きな時に、観たい映画を観る。
すべてこのスキルのおかげです。
早くエピソード8が観たいですね。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!
唐沢でした。
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