唐沢です。
人間は一度手にしたものは、なかなか手放せません。
例えば今の生活環境などです。
まだ記憶に新しい小室哲也さんも
全盛期に手にした生活水準を落とすことができず、
どんどん深みにハマっていきました。
他にも、富みや名声なども手放せないですね。
やっと手に入れたマンション。
生活が苦しくなって違う所に住まなければならないのに、
友達などに自慢してしまったので手放せない。
お店をもったが全然お客が来ない。
でもたくさんの費用を使ってしまったので
回収するまでは手放せない。
個人事業で社長になった。
しかし、他でバイトしなくてはならないくらい
生活が厳しい、でも誰かの下で働きたくない。
他にも、全然成果がでないノウハウなども同じですね。
お金を払って購入したノウハウなので、
稼げないと知りつつも手放せない。
人間にとって、
手放す事というのは
手に入れる事よりも
執着してしまうのです。
手に入れることよりも
失う事の方がリスクだと
人間は感じてしまう生き物なのです。
しかし、今回のお話で最初に話したとおり、
手に入れたものに執着してしまうと、
どんどん深みに落ちてしまいます。
ですので、普段から執着心をなくすことを
意識する必要があります。
手塚治虫氏のブッダの話の中に
お金に執着をもった男が現れます。
その男は、お金を守ることしか考えられず
たえず不安ばかり感じています。
その結果、誰も信じる事ができなくなってしまいました。
そこで、その男にアドバイスした内容が
お金を手放す(寄付などで)ことでした。
お金を手放すことで、執着がなくなり
一日中不安を感じることもなくなりました。
そして、毎日がストレスフリーとなって、
別の目標に向かって生きられるようになった…
というお話でした。
ここまで極端にする必要はありませんが、
執着しているものを手放すと
意外と、本当は必要でなかったりすることに
気づくものです。
1つの事にこだわるのは悪い事ではありませんが、
それを捨てて、別の道を見つけると
それまで不安に感じていたものが解消して
新しい価値感が生まれるかもしれません。
執着しているものにストレスを感じているのであれば、
一度手放すのもよいでしょう。
※もちろん自己責任でお願いします^^
それでは唐沢でした。
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