唐沢です。
あなたは日本で一番高い山、知っていますか?
もちろんご存知ですよね!
そうです!富士山です。
「なにを今さら・・・」
と思うかもしれまん。
では・・・
日本で2番目に高い山は知っていますか?
・・・
・・・
答えは「北岳」です。
意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
この様に、1番高い富士山はほとんどの人が知っていますが、『2番目』というのは逆にほとんどの人が知りません。
それ程、『1番』というのは強烈な強みとなるのです。
逆に、2番以下というのは強烈に不利になります。
1位や1番というキーワードはなぜ強い?
「全米1位」
「売上1位」
こういったキャッチコピーはテレビCMで毎日のように飛び交っています。
それ程、このキャッチの威力は絶大なのです。
もし、Aという商品と、Bという商品があり、Aの方に「売上№1」という記載があれば圧倒的にAの方が売れます。
人間は何か迷った時に、判断する材料を探します。
その決めてとなるのが、買って損しないという安心感なのです。
「1位」には、この安心感が100%詰まっているのです。
この様に「1位」というのは強力ポイントとなるのですが、ほとんどの人は使うのを諦めてしまいます。
なぜなら、1位の実績がないからです。
そりゃ、1位の実績があればスグにでも使いたいですよね?
しかし、多くの商品・サービスはこの「1位」の実績がないため、この最強のキャッチコピーが使えません。
では、どうすればこのキャッチコピーを使って、ビジネスを有利に進めることができるのでしょうか?
1位にまつわるモノを探す
何か商品・サービスを売り出したいときに、何も売上が1位である必要はありません。
売上1位でなくても、「1位」というキーワードを使うことは可能です。
「えっ、唐沢さん、嘘をついて1位にするのですか?」
あなたはそう考えるかもしれませんが、もちろん違います。
以前、アサヒ飲料から発売された「若武者」というお茶がありました。
そのパッケージにはこう書かれています。
「全国茶品評会 一等受賞名人 直伝」
上記のキャッチを見ると、なんとなく1等というイメージが湧くはずです。
「おぉ~、一等のお茶か!」
この様な感情が湧いてくるはずです。
しかし、このお茶、1等ではありません。
1等なのは、このお茶に関わった人です。
つまり、1等の人が開発に関わったということで、商品自体にも1等のイメージがついたのです。
商品やサービスが1位・1番という実績がなくても、何か1位の肩書がある人が監修すれば1位のイメージがついてしまうのです。
何でも1位になる
この様に、商品・サービスに実績がなくても1位のイメージを作り上げることは可能です。
上記の例では「一位の人」に監修してもらうことで可能となりました。
その他にも、1位にまつわる事柄を見つけることが出来れば、人に頼まなくても可能となります。
とにかく考えを止めず、何か1位になる手がかりを探すことで、あなたの商品の価値は高まります。
それにより実績が出来れば、その実績をアピールすることも出来ます。
この好循環をぜひ生み出してみて下さい。
それでは唐沢でした。
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